メーカー比較 パワーコンディショナー編

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各メーカーのパワーコンディショナー比較のまとめです。

パワーコンディショナーとは?
太陽光発電で発電した電気は「直流」のため、家庭で利用できる「交流」に変換するための装置です。また、電圧、電流、周波数なども調整し家庭で使える状態する役割をもっています。

三菱PV-PN40G

三菱PV-PN40G

ポイントとなる数値は以下の2つです。

定格出力

そのパワーコンディショナーが、出力可能な電力の最大値です。この数値以上の電力を出力することはできません。基本的に接続する太陽電池モジュールは、パワーコンディショナーの定格出力以下のもので構成することになります。メーカーにより、パワーコンディショナーの定格出力以上の太陽電池モジュールを接続できることもありますが、結局、定格出力以上は出力されないので、その点は注意が必要です。
通常、パワーコンディショナーは太陽電池モジュールと同じメーカのものを利用することになりますから、このパワーコンディショナーの定格出力が、構成を考える上での1つの指標になります。

電力変換効率

パワーコンディショナーで直流から交流に変換する際に、多少電力の損失が発生します。電力変換効率とは、元の電力をどの程度損失なく出力できるかを表した数値です。
例えば、最大出力3KWの太陽光モジュールで、95%の変換効率のパワーコンディショナーをつけた場合、
電気として利用できる最大出力は、2.85KW になります。つまり、変換効率がよいほど、効率よく発電した電力を利用できる、ということになります。

仕様
メーカー 型名 価格
(税込)
定格
出力
電力
変換
効率
運転音 外形寸法
(W×H×D mm)
重量 設置場所
三菱電機 PV-PS18G 273,000円 1.8kW 93.5% 36dB以下 520×340×160 16.7kg 屋内外兼用
三菱電機 PV-PN30G 299,250円 3.0kW 95.5% 36dB以下 430×240×140 14.4kg 屋内用
三菱電機 PV-PN40G 367,500円 4.0kW 97.5% 30dB以下 460×240×140 14.7kg 屋内用
三菱電機 PV-PN55G 525,000円 5.5kW 96.5% 30dB以下 635×240×165 22.7kg 屋内用
シャープ JH-S1C2/S1C2P 240,450円 3.4kW 94.0% 35(33)dB 666×201×429 22kg 屋外用
シャープ JH-M0C2/M0C2P 244,230円 4.0kW 94.0% 666×201×429 23kg 屋外用
シャープ JH-L1C3/L1C3P 297,990円 4.5kW 94.0% 41(38)dB 666×201×429 25kg 屋外用
シャープ JH-G1C3/G1C3P 372,540円 5.5kW 94.0% 41(38)dB 666×201×429 25kg 屋外用
シャープ JH-G1C4/G1C4P 383,040円 5.5kW 94.0% 41(38)dB 666×201×429 27kg 屋外用
シャープ JH-M0B2 オープン 4.0kW 94.5% 27dB以下 600×400×180 27.0kg 屋内外兼用
シャープ JH-S9Z11 オープン 2.5kW 93.5% 35dB以下 560×408×177 24.0kg 屋外用
シャープ JH-L9Z12 オープン 3.5kW 93.0% 41dB以下 637×408×177 27.0kg 屋外用
京セラ PVN-403F 294,000円 4.0kW 94.0% 40dB以下 460×280×115 13.0kg 屋内用
京セラ PVN-404 294,000円 4.0kW 94.5% 34dB以下 490×270×156 14.0kg 屋内用
京セラ PVN-551B 420,000円 5.5kW 94.5% 35dB以下 580×280×162 19.0kg 屋内用
東芝 TPV-PCS0300B 262,500円 3.0kW 95.0% 460×280×131 13.5kg 屋内用
東芝 TPV-PCS0400B 304,500円 4.0kW 95.0% 460×280×131 13.5kg 屋内用
東芝 TPV-PCS0550B 420,000円 5.5kW 95.0% 550×280×161 18.0kg 屋内用
三洋電機 SSI-TL27A2 231,000円 2.7kW 94.5% 34dB以下 490×270×156 13.0kg 屋内用
三洋電機 SSI-TL40A5 309,750円 4.0kW 94.5% 34dB以下 490×270×156 14.0kg 屋内用
三洋電機 SSI-TL55A2 420,000円 5.5kW 94.5% 34dB以下 580×280×162 18.5kg 屋内用
ソーラーフロンティア SPC2703 231,000円 2.7kW 94.5% 490×270×156 13.0kg 屋内用
ソーラーフロンティア SPC4003 315,000円 4.0kW 94.5% 490×270×156 14.0kg 屋内用
ソーラーフロンティア SPC5502 420,000円 5.5kW 94.5% 580×280×162 18.5kg 屋内用
サンテック KP30K-ST 258,300円 3.0kW 95.0% 460×280×116 13.5kg 屋内用
サンテック KP40K-ST 346,500円 4.0kW 95.0% 460×280×116 13.5kg 屋内用
サンテック KP55k-ST 504,000円 5.5kW 95.0% 550×280×160 18.0kg 屋内用
長州産業 PCS-40Z1 312,900円 4.0kW 94.0% 460×280×116 13.0kg 屋内用
長州産業 PCS-55Z 430,500円 5.5kW 95.0% 550×280×160 18.0kg 屋内用

(注)価格は、メーカー希望小売価格を記載しています。実際の販売価格とは異なります。

まとめ
[定格出力について]

定格出力は概ねどのメーカーも、3KW~5.5KWまで取り揃えていますので、設置する太陽光モジュールと出力量をあわせて利用すれば問題ないと思います。

[電気変換効率について]

気になる数値の電力変換効率を見ると、三菱電機が 97.5%、96.5%と高い数値を出しています。あとは、ほぼ 94~95%程度です。変換効率が 2% 違うと年間でどの程度の電力量の違いが出るのか計算してみました。
わかりやすくするために、以下の条件で計算してみます。

3KWのシステムで仮に太陽光モジュールでの年間発電量が3,000kwhの場合

変換効率 95% の場合
 3,000kwh×0.95 = 2,850kwh
変換効率 97% の場合
 3,000kwh×0.97 = 2,910kwh

その差は、年間60kwhです。差分はすべて売電できたとして、平成23年度の売電価格、42円kwh で計算すると、2,520円です。変換効率の差はそれほど気にしなくてよさそうです。

[運転音について]

概ね41db以下となっています。41dbは図書館内の騒音と同じくらいとされていますから、うるさいとは感じないと思いますが、設置場所によっては気になる可能性もありますので、事前に確認したほうがよさそうです。

[設置場所]

設置場所はほとんどのメーカーが屋内となっています。設置場所のポイントとしては、パワーコンディショナーは受信障害の原因となるとされていて、ラジオ、テレビ、アマチュア無線等の電波を利用する機器とは3m以上離して使用することが注意として促されていますので、屋内で適切な設置場所がない場合は、屋外用のパワーコンディショナーを選択することになります。
ただ、屋外用のパワーコンディショナーを扱っているメーカーは数少ないため、もしそれが条件になるのであれば、その視点からメーカーを選択することも考える必要がありそうです。

(2011/9)

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