メーカー比較 モジュール編

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※最新の太陽光発電モジュールメーカー比較は以下を参照してください。
2013年7月版 太陽光発電モジュール メーカー比較

太陽光発電モジュールのメーカー比較まとめです。
まずは、比較する際に指標となる各言葉の意味について抑えておきましょう。

最大出力

太陽光発電モジュールが発電できる電力の最大値を最大出力といいます。
メーカーが公表している、公称最大出力の数値は、「JIS C8918で規定するAM1.5、放射照度1,000W/㎡、モジュール温度25℃」という条件下で出力される電力です。特定条件下での数値ですので、常にこの数値が出せるわけではありません。

変換効率

変換効率とは、太陽エネルギーを電気エネルギーに変換したときの変換割合です。太陽エネルギーは晴天時で最大最大約1kW/m2(平方メートル)のエネルギーになりますが、その太陽光を1m2(平方メートル)の太陽光電池にあてたときに、1kwの電力を生み出せば、変換効率は100% 、100Wの電力を生み出した場合には変換効率は10%になります。

モジュール変換効率

モジュール変換効率とは、その太陽光モジュールの変換効率を指します。モジュール変換効率は、以下の式で算出されます。
モジュールの変換効率=(モジュール最大出力 W/モジュール面積㎡)/(1000W/㎡)
下の表中のモジュール変換効率はこの式で算出したものです。変換効率を公表していないメーカーもありますが、一律この式で計算しています。一般的にモジュール変換効率が高いと、少ない面積で高出力が得られることになります。

ワット単価

ワット単価は、メーカー希望小売価格を最大出力で割ったものです。この数値が小さいほどコストパフォーマンスに優れていることになります。

面積出力(W/m2)

最大出力を太陽電池モジュールの面積で割ったもので、1平方メートルあたりの出力量を表していています。この数値が大きいほど、少ない面積で高出力を出せることになります。

4.0KW価格

最大出力で4.0KWの出力を得るために必要な金額です。ワット単価×4,000 で計算しています。

メーカー 型名 最大出力(W) 価格
(税込)
ワット
単価
サイズ(W×H×D)mm 面積
出力(W/m2)
モジュール変換効率 4.0KW
価格
三菱 PV-MA2000B 200 ¥134,400 ¥672 1657×858×46 141 14.1% ¥2,688,000
三菱 PV-MA1000HB 100 ¥72,765 ¥728 843×858×46 138 13.8% ¥2,910,600
三菱 PV-MA1000LB/RB 100 ¥79,380 ¥794 1297×858×46
(台形)
- - ¥3,175,200
三菱 PV-MX190HA 190 ¥119,700 ¥630 1657×858×46 134 13.4% ¥2,520,000
三菱 PV-MX095HHA 95 ¥65,835 ¥693 843×858×46 131 13.1% ¥2,772,000
三菱 PV-MX095HLA/HRA 95 ¥71,820 ¥756 1297×858×46
(台形)
- - ¥3,024,000
シャープ ND-170AA 170 ¥79,380 ¥467 1165×990×46 147 14.7% ¥1,867,765
シャープ ND-165AA 165 ¥75,810 ¥459 1165×990×46 143 14.3% ¥1,837,818
シャープ ND-163AA 163 ¥74,340 ¥456 1165×990×46 141 14.1% ¥1,824,294
シャープ ND-160BA 160 ¥71,610 ¥448 1165×990×46 139 13.9% ¥1,790,250
シャープ ND-114CA 114 ¥58,800 ¥516 990×856×46 135 13.5% ¥2,063,158
シャープ ND-061LA/RA 60.5 ¥40,320 ¥666 990×856×46
(台形)
- - ¥2,665,785
京セラ KJ192P-3CRCA 192 ¥100,800 ¥525 1338×1012×36 142 14.2% ¥2,100,000
京セラ KJ186P-3CRCA 186 ¥97,650 ¥525 1338×1012×36 137 13.7% ¥2,100,000
京セラ KJ186P-3CUCA 186 ¥93,744 ¥504 1338×990×46 140 14.0% ¥2,016,000
京セラ KJ192P-3CJCA 192 ¥100,800 ¥525 1341×990×36 145 14.5% ¥2,100,000
京セラ KJ46P-3CSCA 46 ¥26,796 ¥583 1015.5×345×8(25) 131 13.1% ¥2,330,087
京セラ KJ62P-3CSCA 62 ¥36,120 ¥583 1354×345×8(25) 133 13.3% ¥2,330,323
京セラ KJ775P-3CSCA 77.5 ¥45,150 ¥583 1692.5×345×8(25) 133 13.3% ¥2,330,323
東芝 SPR-240NE-WHT-J 240 ¥176,400 ¥735 1559×798×46 193 19.3% ¥2,940,000
SANYO HIP-215NKH5 215 ¥156,450 ¥728 1580×812×35 168 16.8% ¥2,910,698
SANYO HIT-N230SJ13/SJ16 230 ¥166,950 ¥726 1580×812×35 179 17.9% ¥2,903,478
SANYO HIT-B205J01 205 ¥149,100 ¥727 1319×894×35 174 17.4% ¥2,909,268
SANYO HIT-B200J01 200 ¥143,850 ¥719 1319×894×35 170 17.0% ¥2,877,000
ソーラーフロンティア SF150-K 150 ¥91,350 ¥609 977×1,257×35 122 12.2% ¥2,436,000
ソーラーフロンティア SF145-K 145 ¥84,000 ¥579 977×1,257×35 118 11.8% ¥2,317,241
ソーラーフロンティア SFL95-C 95 ¥53,340 ¥561 641×1,235×35 120 12.0% ¥2,245,895
ソーラーフロンティア SFL90-C 90 ¥48,195 ¥536 641×1,235×35 114 11.4% ¥2,142,000
サンテック STP190S-24/Ad+ 190 ¥133,665 ¥704 1580×808×35 149 14.9% ¥2,814,000
サンテック STP185S-24/Ad+ 185 ¥130,147 ¥703 1580×808×35 145 14.5% ¥2,813,989
サンテック STP095S-12/Jd+ 95 ¥86,782 ¥913 818×808×35 144 14.4% ¥3,653,979
サンテック STP190S-24/Adb+ 190 ¥119,700 ¥630 1580×808×35 149 14.9% ¥2,520,000
サンテック STP185S-24/Adb+ 185 ¥116,550 ¥630 1580×808×35 145 14.5% ¥2,520,000
サンテック STP090S-12/Jdb+ 90 ¥82,215 ¥914 818×808×35 136 13.6% ¥3,654,000
長洲産業 CS-155B1 155 ¥96,810 ¥625 1634×668×40 142 14.2% ¥2,498,323
長洲産業 CS-215B1 215 ¥134,400 ¥625 1476×984×40 148 14.8% ¥2,500,465
長洲産業 CS-150A1 150 ¥90,615 ¥604 1634×668×40 137 13.7% ¥2,416,400
長洲産業 CS-145A1 145 ¥87,570 ¥604 1634×668×40 133 13.3% ¥2,415,724
長洲産業 CS-200A1 200 ¥118,650 ¥593 1476×984×40 138 13.8% ¥2,373,000
長洲産業 CS-195A1 195 ¥115,605 ¥593 1476×984×40 134 13.4% ¥2,371,385

(注)価格は、メーカー希望小売価格を記載しています。実際の販売価格とは異なります。

まとめ
[ワット単価、面積出力、モジュール変換効率]

最大出力が多いもの、ワット単価が低いもの、面積出力が高いもの、モジュール変換効率高いもの、4.0KW価格の低いもの、の上位3つに水色をつけています。これを見ると、価格はシャープ、出力は東芝、SANYOが優れているように見えます。ただし、費用については、あくまで希望小売価格での比較であり、実売価格は値引きもあると思われることから、メーカーによってはかなり安くなるところもあるかもしれません。

[高最大出力、高モジュール変換効率から得られるもの]

高最大出力、高モジュール変換効率から得られるものは、少ない設置面積です。ざっくり計算してみました。

3.0kw の出力を得る場合
 三菱のPV-MA2000B(最大出力200W 変換効率14.1%)の必要面積は21m2(平方メートル)
 SANYOのHIT-B200J01(最大出力200W 変換効率17.0%)の必要面積は17m2(平方メートル)
となります。

つまり広い設置面積を確保出来るのならば、必ずしも高出力、高変換効率の製品を購入する必要はなく、単価の安い製品を設置したほうが、コストも安く済み適切な選択と言えそうです。逆に、十分な設置面積を確保できない場合には、高出力、高変換効率の製品を選ぶことになると思います。

[太陽電池の種類による違い]

上の表では表せていないのですが、太陽電池の違いによる特性もあります。種類には大きく分けて、シリコン系と化合物系があり、シリコン系には、単結晶と多結晶があります。

シリコン系単結晶
  特徴:高モジュール変換効率だが、コストが高い。高温に比較的弱い。
  主なメーカー:SANYO、東芝、サンテックパワー
シリコン系多結晶
  特徴:単結晶よりは変換効率は劣るがコストが安い。高温には比較的弱い。
  主なメーカー:シャープ、京セラ、三菱電機
化合物系CIS薄膜
  特徴:シリコン系より変換効率は劣る。薄い。影、曇り、高温に強い。
  主なメーカー:ソーラーフロンティア

[どのメーカを選ぶか?]

結局、年間どのくらい発電してくれるか?なので、最大出力や変換効率だけでなく、設置する地域、場所、向き、角度、面積、それらを総合してどのメーカーが最適かを考える必要がありそうです。個人的には、CIS薄膜に興味があります。

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また、「メーカ比較パワーコンディショナー編」もありますのでこちらも参考に。


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