投資対象として太陽光発電を考える – 住宅用の場合

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太陽光発電の利回りは?

導入時の各種補助金による初期投資費用の低減、売電価格の10年固定などの優遇制度のあるなかで、太陽光発電を投資対象として考えている方も多いのではないでしょうか。

太陽光発電の利回りは10%以上と言われていますが、本当にそうなのでしょうか?実際に数値を当てはめて計算してみました。

まず、一般的に使われている利回り(表面利回り)は以下の式で計算されます。

表面利回り(%)= 年間収入 ÷ 購入価格 × 100

上記の式に、4Kwhの太陽光発電を導入したケースを考え、購入費用と年間収入を当てはめてみます。

購入費用
購入費用ですが、4kwhの場合、補助金を差し引いて、概ね130万円程度で導入可能です。
(補助金や導入する太陽光発電メーカーの製品種類により前後する可能性はあります)

■年間収入
売電金額と電気代削減分を合わせて月額平均12,000円(内訳:電気代削減 4,000円、売電 8,000円)(年間14.4万円)として考えてみます。

その場合の利回りは以下のようになります。

11.07% = 14.4万円 ÷ 130 × 100

11年目以降の利回りは?

上記の計算だと、利回りは 11.07% になりました。この計算式は表面利回りですが、太陽光発電の場合、運用に関わる経費は導入後はほとんどかからないので、表面利回りがほぼ実質利回りになると考えてよさそうです。

ただし、この利回りは売電価格が10年間のみ固定なので、導入後10年間の利回りとなります。10年後以降の売電価格はその時になってみないとわからないのですが、買電価格より下がることはないと考えると、下がっても20円台後半から30円くらいかと考えます。仮に30円として計算してみましょう。

前回の式と変わるのは、年間収入の部分です。月額平均12,000円(内訳:電気代削減 4,000円、売電 8,000円)としていましたが、電気代削減は変わらないので、売電価格が現在(平成25年度)の売電価格の38円から30円になったとして計算してみると、月額の売電価格は 6,315円となり、月額平均は 10,315円、年間では 123,780円となります。

9.52% = 12.378万円 ÷ 130 × 100

11年目以降の利回りは、9.52% になりました。しかし、保証内容によっては10年目以降にパワーコンディショナーが故障し交換するとなった場合には、別途費用が発生する可能性があります。
仮に、パワーコンディショナー交換で20万円の費用がかかったとしても、利回りは8%程度にはなります。

太陽光発電は投資対象として魅力的か?

太陽光発電は、10%前後の利回りが見込めること、年間収入は天候により左右するとは言え、それほど大きな変動なく安定的な収入が見込めることから投資対象としても魅力的な要素はありそうです。
ただし、家庭用太陽光発電の場合、投資額もそれほど大きくないことから、当然それから得られる利益も大きなものではなく、5kwh程度システムの導入であれば、これで儲けようという考えではなく、あくまで節電対策の一貫や災害時の非常用電源確保などの目的を主眼としたほうがよいでしょう。

しかし、得られる利益は大きくなくとも、ほぼメンテナンスフリーで安定的に利益があげられるというのは他の投資案件にはない大きなメリットです。導入を検討されている方は、まずはネットで見積もりをしてみてはいかがでしょうか。
こちらに太陽光発電の一括見積もりサイトの比較記事がありますので参考にしてみてください。

投資額も大きくなりますが、10kwh以上の産業用太陽光発電であれば、投資対象として本当の魅力がある可能性があります。次回は投資対象としての産業用太陽光発電について考えてみようと思います。

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