楽天ソーラー開始で太陽光発電は普及するのか?

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かねてからアナウンスがあったように、楽天が17日から4都県(東京、神奈川、千葉、埼玉)を対象に、家庭用太陽光発電システムの販売を開始しました。

楽天は、太陽光発電システムをパッケージ化して、販売価格も従来品よりかなり低価格で提供すると言っていましたが、今回ラインナップされているパッケージは、以下の4パッケージです。

発電量 ソーラーパネル数 パッケージ価格(税別) 国の補助金を差し引いた価格
2.775kW パネル15枚 950,000円 853,050円
3.330kW パネル18枚 1,155,000円 1,038,450円
3.885kW パネル21枚 1,320,000円 1,184,200円
4.440kW パネル24枚 1,485,000円 1,329,600円

どのパッケージもkwあたりの単価は、33万~34万円台となっており、確かにかなり安い価格です。

工事費、アフターサービス込みの価格なので透明感がある

楽天ソーラーのパッケージ価格は、太陽光発電システム本体の価格だけでなく、設置工事費、アフターサービス費も含まれており、思わぬ費用が発生するということがなく、価格にはとても透明感があり、その点では安心できます。
(※ただし、屋根形状により一部追加工事費が必要な場合あり)

ソーラーパネルはシャープ製多結晶パネル

パッケージなので、使うソーラーパネルは最初から決まっているため、自分で自由に選択することはできません。
楽天ソーラーで提供される太陽電池モジュールは、シャープ製の多結晶 185W のみです。太陽電池モジュールはどのメーカーがいいのか悩まなくて済むメリットがある代わりに、選択する自由もなくなります。

気になる点は?

パッケージ化されているために、価格が明瞭でしかも安いとなれば、一見、楽天ソーラーはとても優れた商品に見えますが、いくつか気になる点もあります。

まず、価格を抑えるために、最大出力、変換効率がそれほど高くない、多結晶モデルを採用していることです。
「安いのだからいいのでは?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、最大出力、変換効率が低いということは、同じ発電量を得るためには、それだけ多くのソーラーパネルが必要ということになります。つまり、設置する屋根スペースにはそれなりの広さが必要です。

現在日本では高変換効率、高最大出力の単結晶モデルのほうが人気があります。人気の理由は設置スペースが少なくても、高い総発電力が得られるからです。
しかし、楽天ソーラーでは太陽電池モジュールの種類は選択できず、多結晶のみですので、人によっては設置スペースとの兼ね合いから、楽天ソーラーを利用しても思った発電量が得られない可能性があります。

業界全体の更なる低価格化を促進するか

多結晶モデルしか選べないとはいえ、かなり安価であることには変わりありません。
太陽光発電システムの場合、単純に考えれば、考慮すべき点は価格と総発電量の2つしかなく、購入者の選択ポイントもその2つです。よって、価格が安いということは、大きな魅力ではあります。

そして、商品ごとの違いがあまりない太陽光発電システムにおいて、楽天ソーラーの登場は他の販売業者からしてみれば、脅威であるはずです。楽天ソーラーに対抗して価格を下げざるを得ないことになるでしょう。

太陽光発電の導入チャンス

平成24年度は、太陽光発電の買取価格も42円に据え置かれ、国の補助金も補助金対象の太陽電池モジュール価格が下がったことで、購入者から見れば有利な条件になりました。
そして、楽天ソーラーのような明確な価格で、かつ安価な販売業者の登場でさらに購入し易くなったといえます。

楽天ソーラーの価格は明確なので、それを目安に他の販売業者との価格比較もし易くなりました。太陽光発電の導入を考えている方は、まずはネットで簡単見積もりをしてみてるとよいと思います。

こちらにネットでの一括見積もりサイト比較の記事がありますので、参考にしてみてください。

また、楽天ソーラーの無料設置シミュレーションはこちらのページから行うことができます。


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