太陽光発電市場は2018年までには1,550億ドル市場に拡大するとの予想

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2013/6/15

米国ボストンに本社があり、先端技術分野における技術・市場動向調査を行うラックスリサーチ社によると、太陽光発電市場は2011年の危機的状況から立ち直り、2018年には1,550億ドル市場に成長する見通しとのこと。

確かに、2011年~2013年前半までは、2012年4月2日には、米カリフォルニア州でメガソーラー発電所を手がけていたソーラー・トラスト・オブ・アメリカが経営破綻、そして3日には、かつて太陽電池で世界トップメーカーだったドイツのQセルズが破綻と、大手太陽発電メーカーの破綻が相次いでいました。
日本においても、シャープの2012年3月期第3四半期から太陽光発電事業の不振が読み取れていて、今後の太陽光発電事業はどうなるのか、という懸念を感じさせるものでした。
シャープ 第3四半期決算発表にみる、太陽光発電ビジネスの行方

そして、2013年3月18日には世界最大手のサンテックパワーホールディングスが、セル製造を主とする子会社である無錫サンテックパワーの会社更生法申請を無錫市中級裁判所に行ったと正式に発表。
サンテックパワー子会社破綻と太陽電池モジュール製造の行方
ついに、サンテックパワーまでもが太陽光発電事業の不振の波に呑み込まれましたが、ここが底だったのかもしれません。

世界各国のエネルギー政策により、太陽光発電事業は世界的に急拡大してきましたが、もともと特殊な技術は必要なく、事業への参入障壁が低かったことから、中国企業を中心とした、過剰な価格競争の流れが作られ、そして各社はある意味自滅の道を辿ることになりました。

しかし、ラックスリサーチ社によれば、今後5年間で急拡大し2013年で35GWなのが、2018年にはには61.7GW規模へになると予測しています。特に中国市場での拡大は顕著で2018年までに12.4GWに、中国に次ぐ米国では2018年には10.8GWへ拡大するとされています。

このコラムでも何度か触れていましたが、そもそも太陽光発電事業は各国の国策に頼り急成長してきた経緯があり、需要と供給のバランスが健全な形で形成されておらず、そのため過剰な価格競争を生みました。そして、本当の意味での需要がない中で、国策が転換されれば、その需要の供給のバランスはあっという間に崩壊し、破綻へと繋がっていたのです。
しかし、ラックスリサーチ社は「需要と供給は2015年時点で均衡状態に達し、価格へのプレッシャーが緩和され、事業者の利益率は回復に向かい、産業全体の事業採算性が確保可能になる」と指摘しています。つまり、2015年には本来の形での需要と供給バランスが形成されて、太陽光発電事業そのものが健全になるということです。

これは太陽光発電の導入を考えている一般の人にとっても明るい話です。
なぜなら今後も、太陽光発電はより推進されるようになり、太陽光発電メーカーの急な破綻などにより機器のサポートが受けられないなどのリスクが軽減するからです。
もし、そういう観点から太陽光発電の導入を見送っていたらならば、その点については心配しなくてよさそうです。


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